インテリア産業協会四国支部

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(社)インテリア産業協会では,インテリアコーディネーターの技能の向上を図ると共に、生活者にインテリアコーディネーションについての関心を高めることにより、当協会が推進するトータルインテリアをより一層普及促進させることを目的に毎年「住まいのインテリアコーディネーションコンテスト」を実施しています。
プロを対象としたプレゼンテーション部門と学生や一般の方々を対象としたプランニング部門に分かれています。

2001年度「住まいのインテリアコーディネーションコンテスト」では,愛媛県在住の野上由紀さんがPRESENTATION部門で経済産業大臣賞を受賞されました。
また,支部長賞を香川県在住の千野万里子さんと米澤稔文さんが受賞されました。

   
 

PRESENTATION部門 経済産業大臣賞

 
 

「みかん畑が見える家」
オレンジの風が通る、心やすらぐ優しい空間

野上由紀
Yuki Nogami
(愛媛県)
コーディネイトハウス
NOGAMI

両親の住む敷地を分筆して、新しく自分達の家を建てるにあたり相談があった。
30坪の敷地に要望内容は次の通り。

1.できる限り広さが感じられる空間。
2.大型自家用車台分の駐車場。
3.母屋玄関北側の前面道路南側の問題解決。
4.健康的な家で、木のよさを活かしたイメージ。
5.将来、母屋と繋げて子供部屋を母屋の2階に増築したい。
以上5点が挙げられた。

設計デザインにおいて工夫した点は、

*建具は無くしオープンスタイルにするが、視覚遮断や引き込み建具を利用し、空間に奥行き感を与えた。
*駐車場を広くとり、母屋玄関アプローチを兼ねさせ、外観的にそれと分かるデザインと感知式照明器具によって誘うようにした。
*25ミリ厚のパインフローリング、壁材には紙(デューロ社)、キッチンもパイン材で製作、建具木製。ダブルガラスや暖炉使用。
*ピアノ室を将来渡り廊下に改築できる設計。
何よりミカン畑から吹いてくる風はこの家を通り、爽やかさを約束してくれる健康住宅となった。

経済産業省 宇佐美氏から経済産業大臣賞表彰を受ける野上さん

平成13年1月19日東京新宿京王プラザホテルにて「住まいのインテリアコーディネーションコンテスト2001」の表彰式があり愛媛県の野上由紀さんがプレゼンテーション部門で経済産業大臣賞を受賞され、経済産業省課長補佐宇佐美氏より表彰されました。(上写真)

 
 

 
  PRESENTATION部門 支部長賞  
 

千野 万里子
Mariko Senno
米澤 稔文
Toshifumi Yonezawa
(香川県)
(有)画楽デザインオフィス

「古い納屋を改造したいのですが…。」母屋に母子二人暮らしで十分に広い居住空間にお住まいの施主より事情を告げられたのは、一昨年前に他界したご主人のあまりにも思いで溢れる数々の遺品を整理するために現在未使用となっている納屋をどうにかしたいというものだった。傷みが激しく手を相当加えなければならない現状を前に、「これは主人と二人で造った納屋。古材一つ一つにも思い出がある。」それならば一掃のこと納屋そのものをご主人のメモリアルギャラリーとして復活させてはどうか?趣味だった釣りのボートや釣竿・愛読本も仕舞い込むのではなく、いつでも目にふれて思い出に更ける空間を。また、濡縁、渡り廊下を用いてご主人が植栽した庭木の成長を眺め、家庭菜園で収穫した旬の野菜を土間に取り込み、時には囲炉裏を囲んで親しい人達と会話を楽しむ。非日常的な空間ではなく、生活にしっくり溶け込むメモリアルギャラリーを目指した。

 
     

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